「3つのステップ」で持続可能な繊維づくりを。
1967年に生産がスタートしたソアロン。50年以上にわたり高品質な糸や服を提供してきましたが、
温暖化する地球環境にこれ以上インパクトを与えない繊維づくりを続けるために「3つのステップ」を
踏みながら、持続可能なサプライチェーンを築いていきます。
Raw Materials
ソアロンの主原料は、天然の樹木からできるパルプを由来としています。FSC®森林認証とは、国際NGO 『Forest Stewardship Council®(森林管理協議会)』が定めた基準のもと、持続可能を⽬指して適切に管理された森林から伐採した⽊材やその他リスクの低い原材料で⽣産された製品にFSCラベルを付け、認証製品として販売できる制度です。株式会社ソアロンは原料調達を行うサプライヤーとともに、2017年、ソアロンの製造工場である富山事業所フィラメント工場でFSC® CoC認証を取得しました。(※)また、由来原料に天然樹木を使用することで、バイオマスマークの認定も受けており、大気へのCO2排出を低減する製品と認められています。
※FSC® CoC認証はテキスタイル製造サプライチェーン内の基幹機業場及び基幹染工場まで認証範囲を拡張しています。
FSC® CoC Certification
国際NGOであるForest Stewardship Council®（森林管理協議会）の定めた基準のもと、責任ある管理がなされた森林やその他リスクの低い原材料に由来するものであることを消費者に保証するシステムです。
Biomass Mark
バイオマスマークは⽣物由来の資源(バイオマス)を利⽤した商品に、(⼀社)⽇本有機資源協会が表⽰を認定する⽬印です。バイオマスマーク認定商品は、循環型社会の形成に貢献し、地球温暖化防⽌にも役⽴っています。
Yarn Production
ブルーサイン(bluesign®) システムは、働く⼈や着る⼈にとってより安全でサステナブルな環境を提供するシステムです。包括的なアプローチを採⽤することで、bluesign® は、繊維の製造過程に沿って各プロセスの経路を追跡し、製造現場から完成品までのすべての段階で改善を⾏なうことができます。例えば、富⼭事業所では、ソアロンの製造過程で有機溶剤を使⽤しますが、適切な処理と回収、再利⽤を徹底しています。環境、労働、消費者の観点から厳しく管理することで、株式会社ソアロンはbluesign® SYSTEM PARTNERとなり、ソアロンはbluesign®APPROVEDを取得しています。
ISO9001 ・ ISO14001
製造工場は、品質マネジメントシステムISO9001と、環境マネジメントシステムISO14001の認証を受けています。
bluesign® APPROVED
スイス発祥のbluesign technologies agという国際的環境認証機関により構築された、繊維加工全てのサプライチェーンに関わる企業が提携して、環境や⼈々への影響を軽減し、製品の安全性と消費者の安全を確保するシステムです。環境、労働、消費者の観点から厳しく管理することで、株式会社ソアロンはbluesign® SYSTEM PARTNERとなり、ソアロンはbluesign® APPROVEDを取得しています。
Original Standards
SOAGREEN™PROGRAMとは、個々に異なるテキスタイル商材の環境負荷を 数値化・分類し、改善に向けた課題の「可視化」を図るものです。 設計・製織/ 製編・染色といった生産段階ごとに内容・工程・手法を 分類し、ソアロン専用に設定した独自の評価基準に基づき採点評価、 各商材を等級化して3つのクラス（SOAGREEN™レベル）に分類します。 本プログラムを通じ、個々の改善に向けたポイントもより明確化する ことが期待でき、ソアロン商材群全体のサステナビリティ―を一層 向上させることを目指します。
